収納や照明の工夫とは?

 

持ち物に合わせて仕舞う場所を用意しました

持ち物の量やサイズに合わせて、その物を使う場所の近くに収納を作りました。面積はあまり割けなかったのですが、生活に合わせてあるので、物が溢れることも探すこともなくなりました。

 

階段沿いに幅6mの本棚

storagebook

 

本と資料が多いので、地下と地上の壁厚の差を活用して、書斎の階段沿いに幅6m分の本棚を作りました。1階のリビングで読んだ本も、2階で就寝前に読んだ本も、階段の上り下りのついでに本棚に戻しています。

 

棚板には安い節のある杉を使い、あまり手間代のかからない固定の棚にして、コストを抑えています。様々なサイズの本を効率よく仕舞えるように、本棚の奥行は2タイプ、高さは5タイプ用意しています。

 

storagehito

クローゼットは室内物干し室に

「水まわり」でもご紹介していますが、室内物干し室で着替えており、そこにクローゼットを作り付けています。

 

室内物干し室は他の部屋から見えない位置なので、洗濯物を取り込んですぐに畳む時間をとれなくても気になりません

 

畳む作業は隣の洗面カウンターで行えるので、片付けもスムーズです。

 

 

廊下の両側を収納に

2階の廊下の両側には普段使わないものを収納しています。高窓からの光で明るく、全体を見渡せるので、仕舞った場所を忘れてもすぐに見つかります。

 

片側は奥行55cmの扉付収納にして、衣替えの服や山道具を仕舞っています。

 

片側は幅4m×奥行25cmの固定棚を作り、趣味のものなどを仕舞っています。埃をかぶらないように、収納ケースに入れています。

 

 

玄関にはお気に入りの家具を

玄関にはお気に入りの家具を置いて、形や風合いを楽しんでいます。普段履きの靴のほか、折り畳み傘・レシート・文具など出先や来客時によく使うものを仕舞っています。

 

足元があいているサイドボードなので、靴はその下で乾かしています。コートは壁のフックに掛けられるようにしています。

 

キッチンは収納力あり

キッチンには奥行や高さが様々な収納が充実しています。

 

  • 冷蔵庫とダイニングの間には、扉付の収納があります。便利な位置なので、掃除機など日々使うもの、隣の犬の部屋で使うもの、などを仕舞っています。
  • 冷蔵庫と窓の間には棚を作り付けています。他の部屋から見えず、シンクに近く日が当たるので、雑巾掛けやバケツなどを置いています。
  • 吊戸棚には耐震キャッチを付けて、食器や乾物など奥行の浅いものを仕舞っています。

  • カウンターの下は中まで床が続いているので、炊飯器など蒸気の出る器具をキャスターに載せて入れています。重く嵩張るドッグフードや工具も仕舞っています。

  • ガスコンロ下には扉を付けず、毎日使う鍋とゴミ箱を置いています。

  • シンク前の小棚には、頻繁に使う食器とカトラリーを置いています。

 

storagetika

階段の下も有効活用

地下へ降りる階段の下も、収納にしています。

 

  • 夏でも涼しいので、非常用の水やワインなどのストックを置いています。
  • 公園側の庭への出入り口の近くなので、草刈機やスコップなどの園芸用品を仕舞っています。
  • 地下室は夫の事務所なので、仕事で使う道具類を仕舞っています。

 

収納の扉は階段の形に合わせて、すっきりと見せています。

 

 

照明は光が直接目に入らないように

照明はできるだけ光が直接目に入らないように計画しています。リビングは天井に埋め込みの器具を使い、壁を照らしています。2階の寝室とリラックスコーナーは上を向いて休むので、スポットライトを天井に向けています。天井がライトアップされるので、1階から見みた様子も印象的です。

 

6畳の吹抜けの下は、下から見ても上から見ても電球が見えず、1灯で十分な明るさの器具を探しました。低い位置に吊るしているので落ち着きます。リビングと吹抜けの照明は調光式にして、夜は光を落としています。

 

storagesyoumei
storagesoto

 

夜、家に帰りついたらほっとするように、明かりは暖かい色合いのLEDにしています。公園から見上げると、家全体が大きな行灯のように見えます。

 

storagesotogen