安心して暮らせるようにするには?

 

アレルギー体質の家族が健やかに過ごせるように、カビやダニが好まないつくりにして、化学物質も減らしています。

公園沿いの斜面に建ち、窓の多いつくりですが、様々な工夫を施して、地震に強く泥棒に狙われにくい家にしています。

 

 

アレルギー体質の家族が健やかに過ごせるように

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カビやダニが好まない作りに

  • 調湿作用のある自然素材で仕上げたので、湿度の高い日には湿気を吸収してくれます。
  • 窓が木製でガラスの断熱性が高いので、結露しません。
  • 風通しがよいので、空気の澱むところがありません。
  • 水まわりが東南向きなので、日当たりが良く湿気が籠りません。

 

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調湿作用のある自然素材とは?

  • 床・壁・天井に使っている木は、調湿作用の高い針葉樹。作用を妨げないオイル仕上げにしています。
  • 白い壁や天井は、薄塗りの珪藻土
  • 洋服収納の扉は、昔ながらの木組み下地の襖

 

いずれもほとんど化学物質を含んでいません。

 

化学物質を減らす

見えないところも化学物質を減らしています

  • 1階の柱と土台は防虫性の高い無垢の桧なので、防蟻剤を塗っていません。
  • 2階の柱と一般の梁は無垢の杉です。
  • 壁面の構造材は無機質のダイライトです。

 

2階の床下地だけは、構造強度の高い合板を用いています。

 

 

地震に強いつくりとは

斜面に建ち窓が多い家ですが、地震に強いつくりになっています。

  • 土から受ける圧力をかわす
    斜面を押し流されないように、地下室のうしろに斜めの空洞を作り、土から受ける圧力を受け流しています。
  • 杭は打ちこんでからカット
    地盤の支持層が斜面で、全ての杭の支持層を正確に把握するのは難しかったので、長めの杭を支持層に届くまで打ち込み、後から上端を設計高さにカットする方法をとりました。
  • バランスが良いので揺れにくい
    木造の部分は間取りも内部の壁も点対称で、吹抜けも真ん中につくっているので、バランスが良く揺れにくいです。
  • 斜めの壁と補強材で窓際も安心
    1階の内部の壁は窓に対して斜めで、窓の回りにもロの字型の補強材を入れているので、窓際も揺さぶられる心配がありません。

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防犯性を高める9つの工夫

公園沿いで窓の多い家でも安心して暮らせるように、9つの工夫をしました。

  1. 窓のダイヤル錠
    クレセントまわりのガラスに穴をあけても侵入されないようにしています。
  2. 窓のガラスセンサー
    ガラスが振動するとブザーが鳴るセンサーを取り付けています。
  3. 出入口は中からも鍵で施錠
    サムターン回しによる侵入を防いでいます。
  4. 網戸のロック
    網戸にもロックをつけて、通風時も簡単には侵入できないようにしています。
  5. 室内のカメラ
    ペットのためにつけているのですが、出先から家の様子をパソコンで確認できます。
  6. 屋外のセンサーライト
    夜に人が近づくと窓の外が明るくなるので、家の中からも気付くことができます。
  7. 家のまわりの砂利敷き
    人が近づくと砂利を歩く音がします。
  8. 隠れるところがない
    窓から覗くと家のまわりを全てチェックできます。
  9. 録画機能付きのインターホン
    不審者が不在の確認をしにくいように、訪問者を録画しています。

 

防犯性を高める4つの習慣

間取りに合わせた習慣で、より安全に。 

  1. 夜間は吹抜けの照明を弱く点灯
    在宅時も不在時も夜は窓にスクリーンを下げて、家全体をほんのりと明るくしているので、外からは人がどこに居るのかわかりません。家のまわりも淡く照らされ、その様子は周囲の家から見えるので、泥棒が身を隠すこともできません。
  2. ワンルームで生活
    どこに居ても家全体の音が聞こえて、少し動けば見渡すこともできるので、在宅時に万一侵入されても気づくことができます。
  3. 洗濯物を道路や公園から見えないところに干す
    物干し用のベランダは、道路や公園から見えない位置にしています。
  4. 足がかりになるものを置かない
    室外機や給湯器は窓から離し、脚立や庭道具は室内に保管しています。
  5. 番外編は、犬!
    侵入者を見つけたら、家族に知らせてくれるはず。