自然を生かした建築と路上観察、というテーマ。水戸芸術館で開催されていました。

 

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造形も仕上げもとにかく楽しい!

初めて藤森さんの設計した建物を雑誌で拝見したときには、衝撃でした。その後、いくつか実物を訪れる機会がありましたが、いつもつい顔がほころんでしまいます。なぜこんなに楽しい建築を思いつくのでしょう!

 

今回の展覧会では、写真やスケッチのほか、模型や実物大の展示もありました。写真は可動の茶室。中の床も銅板張りで、質感や光の具合が素敵でした。

 

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サンプルや詳細図も展示

素材は、銅板を波打たせたり、縄入りの土を荒く塗ったり、草をはやしたり。雨は漏らないの?どうやって留めているの?メンテナンスはどうするの?と気になっていましたが、下地づくりも見られるサンプルや詳細図まで展示されていました。ありがとうございます!

 

普通でないことをするときは、100倍考えなくてはいけないんだと、以前大工さんに言われたっけ。さすが藤森様、たくさんの検討を重ねて、新しいことにチャレンジされているのですね。

 

訪れた日は、磯崎新氏との対談も聞くことができました。それぞれの大切にされていることが少しわかった気がして、有意義な1日でした。誘ってくれたMちゃん、感謝!

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