設計士を選ぶ際のポイントは?

設計士を選ぶポイント

設計士により、得意分野や設計手法が異なります。どのような案にしたいか、家づくりをどのように進めたいか、家族で話をしてみましょう。

 

ホームページや雑誌を参考に、好みに合いそうな設計士をピックアップして、メール又は電話で連絡をしてみましょう。その際の印象が良ければ直接会い、どのような家を設計しているか、何に重きをおいているか、信頼できるか、話が合うか、設計料はいくらかを確かめてみましょう。

設計士によっては無料で案を作成してくれる場合もあるので聞いてみましょう。

 

 

家づくりの進め方

 

お客様との出会い

メール又は電話で連絡をいただき、ご希望がありましたら当事務所又はご自宅など、建て主様のご都合のよい場所にてお会いします。設計例のご紹介や設計の進め方などのご説明、ご質問へのお答えを通して、 建て主様が望まれているタイプの設計士か判断していただきます。

 

無料案をご希望される場合は、どのような家にしたいかやライフスタイルなどをお伺いし、敷地を拝見いたします。無料案の作成後にご辞退いただいても構いません。但し無料案を他社の設計・施工にて使用することはご遠慮いただいております。

設計・監理請負契約/基本設計

設計を依頼していただける場合、約款と業務内容を確認していただき、スケジュールや設計料を設計・監理請負契約書に明記し、契約させて頂きます。

 

その後、3週間に1回程度の打ち合わせとメール・電話のやりとりを通して、心地よいこと・楽しいこと・望ましいことを伺い、形にしていきます。性能や素材によるコスト比較をご説明しながら、ご希望内容の優先順位を伺い、各性能・素材を決めていきます。

詳細な検討/実施設計

基本設計で決めた内容を詳細に検討し、工事見積もりや現場監理に用いる実施設計図を作成します。敷地の地盤調査を行い、地盤改良が必要か検討し、建物の構造計算を行います。検査機関への確認申請や各種手続も代行します。

工事見積もり/工事請負契約

敷地から車で1時間以内の範囲で、技量やアフターケアの面で信頼できる建設会社をいくつかご紹介し、ホームページの比較や会社訪問を通して、依頼先を検討していただきます。

 

ご希望の建設会社に実施設計図を渡し、見積書を作成してもらいます。 複数の建設会社へ相見積を依頼することも可能です。見積書を元に、ご希望通りのコスト配分になるように設計内容を最終調整します。

 

内容と金額が決定しましたら、建て主様と建設会社の間でかわされる工事請負契約に立ち合います。

工事着工/完成

基礎工事の段階では配筋検査など必要なタイミングに、上棟後は週に1回程度現場にて設計図通りに工事が行われているか監理します。現場では実物大の納まりを現場監督や職人と打ち合わせし、事務所にて納まり図など現場への指示内容を検討します。上棟時ほかご希望に応じて、建て主様に現場の中をご案内しています。

 

工事外の置き家具・カーテン・植栽などの提案やショールームの同行も承っております。

完成・引渡し

建物が完成した後は、最終的な仕上がりや不具合がないかを、建て主様と一緒に確認していきます。検査機関による完了検査を受けた後、建設会社から建て主様への引き渡しに立ち会います。

アフターフォロー

建物の引渡し後は、1年目に建設会社と共に建物の状態を伺いに訪問させて頂きます。その他、メンテナンスやリフォームなどについて随時ご相談を承ります。

 

設計開始から住宅竣工までの目安

設計・監理請負契約/基本設計 3〜7ヶ月
詳細な検討/実施設計〜工事見積もり/工事請負契約 2〜4ヶ月
工事着工/完成〜完成・引渡し 5〜7ヶ月